リリースノート▽0.9.92
今回のリリースでの変更は 7 件です。接続は自力で回復し、すべての操作は最大 1 回だけ実行され、入力はコードエディターと Web コンポーネントに届き、応答しないページには期限を過ぎると入力が送られなくなります。
extension 0.9.92mcp 0.11.1chrome 116+node 24MIT
拡張機能ブリッジ
接続中応答なし · ハートビートなしソケット回収 · スロット解放再接続
234.5…30
再接続までの待機(秒)
01
接続は自力で回復します
- ping にもハートビートにも応答しなくなったソケットは閉じられ、ブリッジに 1 つしかない拡張機能スロットが解放されます。
- 拡張機能はクローズコードを読み取り、2 秒ごとの再試行を延々と続ける代わりに、待機時間を 1.5 倍ずつ延ばして上限の 30 秒に近づけます。
- ブリッジに拒否されたペアリング資格情報は、再送されずに破棄されます。
- キープアライブの応答を読み取るようになったため、半開きのソケットを検知して再接続します。
- fsb-mcp-server はホストが stdio パイプを閉じると終了するため、孤立したサーバーがブリッジのポートを占有し続けることはなくなりました。
- ダッシュボードのリレーソケットが 2 秒ごとに自分自身を置き換えることはなくなり、ツールバーアイコンが灰色に点滅する現象も解消されました。
13,328 回の拒否→1 行 / 分
02
ブリッジの障害は原因を明示します
- 拒否、取り消し、置き換え、回収、クローズは bridge-events.jsonl に記録され、原因ごとに 1 分あたり 1 行へまとめられます。
- ペアリングの不一致では、そっけない HTTP 403 ではなく、拡張機能の両方のオリジンと修正方法の pair --reset が示されます。
- doctor はブラウザーのせいにせず、認可の失敗として報告します。
- disconnect_reason により、取り消された資格情報と追い出された Service Worker を区別できます。
- ローカルのヘルスチェックに、拡張機能が接続されているか、どの Chrome プロファイルで動いているか、ウィンドウの状態が表示されます。
送信
1×操作ごと
実行済み未実行 · 再試行しても安全不確定 · 繰り返さない
03
すべての操作は最大 1 回だけ実行されます
- クリックは 1 回だけ送出され、再試行レイヤーが繰り返すことはありません。
- 閉じたタブを対象にしたものも含め、ページに届かなかった操作は未実行として報告され、安全に再試行できます。
- 配信が不確定な場合は、編集を繰り返す代わりに結果でその旨を伝えます。
- テキストの挿入は位置を指定して行われ、最大 1 回だけ反映されます。
Ctrl+End / ⌘↓
04
コードエディターでも、指定した場所に入力されます
- Monaco、Ace、CodeMirror に追記するときは、まずエディター自身のカーソルを文書の末尾へ移動するため、既存のコードの前にテキストが入ることはなくなりました。
- EditContext で入力を受け取り、テキストフィールドを持たないエディター(Monaco 0.57 など)でもテキストの置き換えが機能します。
- キャンバス型エディターでテキストを置き換えられます。挿入が拒否された場合は、繰り返さずにその結果を報告します。
- フレーム内でフォーカスされたエディターに追記するときは、まずキャレットを末尾へ移動します。
- Google Docs は、保存済みの文書テキストと照合して書式付きの編集を確認します。結果が不明な貼り付けは繰り返しません。
x-editor#shadow-root (closed)
05
Web コンポーネント内のフィールドに届くようになりました
- コンポーネントを指定するセレクターで、その内部のフィールドに届くようになりました。
- 開いた Shadow Root と閉じた Shadow Root の内部でもフォーカスを検出します。
- 閉じた Shadow Root には chrome.dom を通じてアクセスします。
- Shadow Root 内の対象が、自身のホストに覆われていると見なされることはなくなりました。
期限
ページが応答しません
×タブの復旧06
ページが応答しなくなってもナビゲーションで復旧できます
- 応答しなくなったタブでは、ページの確認、スクリプトの再注入、スクリーンショットの取得に時間制限が設けられます。
- テキストの挿入やスクリーンショットが打ち切られた後は、そのページにキー入力、テキスト、スクリプトを一切送りません。
- 操作対象のタブで停止しない JavaScript をナビゲーションが中断し、移動先の読み込み完了を確認してから成功を報告します。
- FSB が制御を開始する前から応答しないタブは、閉じる必要がある場合があります。
127.0.0.1✓[::1]✓192.168.1.20403
ループバック限定
07
ループバック限定の HTTP とその他の修正
- MCP の HTTP サーバーはループバックのホストにのみバインドし、それ以外の Host ヘッダーや Origin ヘッダーを含むリクエストには 403 を返します。IPv6 のループバックも、すべてのリクエストに 500 を返すことなく動作するようになりました。
- セレクターは CSS の条件を保持し、キャッシュされた一致は使用前に再確認されます。
- 保管庫の一覧で、ロックされた保管庫と未設定の保管庫を区別できるようになりました。
- X 向けのサイトガイドは、本物の X のホストでのみ適用されます。
- ダッシュボードの QR ペアリングに失敗したときは再び理由が表示され、カメラは「スキャン」タブのまま維持されます。
このリリースでは、拡張機能と紹介サイトのバージョン 0.9.92 に MCP パッケージ 0.11.1 を組み合わせます。更新後は MCP クライアントまたはネイティブホストを再起動してください。編集と応答しないページからの復旧は、実際の Chrome で検証済みです。